BBモバイル、1.7GHz帯W-CDMA方式の実験局本免許を取得して実験を開始

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BBモバイル、1.7GHz帯W-CDMA方式の実験局本免許を取得して実験を開始

　BBモバイルは30日、1.7GHz帯を使用したW-CDMA方式の実験局本免許を総務省より取得し、同方式を用いた実証実験を開始したと発表した。

　BBモバイルでは、4月28日に総務省から1.7GHz帯の実験局本免許を取得し、同周波数帯を使用した実証実験を開始している。その中で同社は、実証実験に参画するNortel社と共同で実施したHSDPA（High Speed Downlink Packet Access）のフィールド実験において、下り14.4Mbpsの通信速度を確認したという。

　W-CDMA方式の実証実験に関しては、1.7GHz帯の実証実験と同様にさいたま新都心地域で実施する。実験期間は半年程度を見込み、商用化に向けた高速データ通信を検証していくという。なお、4月28日に取得した1.7GHz帯の帯域ではW-CDMA方式に対応しないとしていたが、今回実施する実証実験は「帯域はこれまでと同一で、電波の種類を変更してW-CDMA方式の実証実験を行なう」と同社はコメントしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.softbank.co.jp/news/newsrelease/2005release/050530_0001.html

■関連記事
・ソフトバンク、1.7GHz帯のW-CDMA実験局免許を取得（2005/04/28）
・ソフトバンク、1.7GHz帯でW-CDMA方式の実証実験へ（2005/04/05）
・イー・アクセス、1.7GHz帯でのW-CDMA実証実験の実験免許を取得（2005/05/19）

（村松健至）
2005/05/30 18:14

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