Panda Software Japanは1日、管理サーバー不要で一括管理できるウイルス検知・駆除の法人向けサービス「Panda WebAdmin Antivirus」のバージョンアップを行なった。新バージョンの「1.04.00」ではスパイウェアの検知機能などを追加した。価格は、2~25ユーザーで1ユーザーあたり年額6,000円~。
利用環境は、クライアントマシンであればWindows XP/2000/NT/Me/98、サーバーマシンであればWindows Server 2003/2000 Server/NT。Internet Explorer 5.0以降をサポートする。
Panda WebAdmin Antivirusは、専用のウイルス検知・駆除ソフトをダウンロードしたPCを、社内に管理サーバーを置かずともブラウザ経由で一括管理できるサービス。インターネット上に用意したPandaのWebAdiminサーバーのコンソールから複数のクライアントを集中的に管理したり、自動アップデートも可能だ。また、レポートの出力や複数のプロテクションポリシーを設定することもできるようになっている。
新しいバージョンではウイルスのほか、スパイウェアやアドウェア、ダイアラーなどのマルウェアに対応した。Pandaによると、対応するウイルスやマルウェアは「現在のところ、パターンファイルベースで95,000件」に達するという。
[お詫びと訂正]
記事初出時、Panda WebAdmin AntivirusについてASP型サービスと記述いたしましたが、専用ウイルス検知・駆除ソフトのダウンロードが必要なことがわかり、記事本文を修正いたしました。
関連情報
■URL
Panda Software
http://pandasoftware.jp/
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( 鷹木 創 )
2005/06/01 14:14
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