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CA、Outlookにアドイン可能なスパム対策ソフト「eTrust アンチスパム」


 コンピュータ・アソシエイツ(CA)は、個人向けスパムメール対策ソフト「eTrust アンチスパム 2005」のダウンロード版を3日に同社eコマースサイト「CAストア」にて発売する。価格は3,980円。店頭販売によるパッケージ版は17日に発売され、価格は5,680円。Windows XP/2000/Me/98SEに対応する。ダウンロード版ユーザーに対しては980円で「バックアップCD」も用意する。

 ソフトウェア本体の更新が受けられるラインセンス有効期間は1年間。サポート期間を延長する更新ライセンスは2,980円で販売される。なお、CAストアでは30日間無料で利用できるトライアル版を3日から提供する。

 eTrust アンチスパム 2005は、OutlookおよびOutlook Expressにアドインできるスパムメール対策ソフト。インストール時の容量が2MBでPCへの負担が少なく、初期設定が自動で行なわれるなどシンプルで使いやすい点が特徴だという。なお、アドイン機能はOutlookおよびOutlook Express以外のメーラーには対応していない。


 操作方法としては、ツールバーに追加されるアンチスパムのアイコンをクリックするだけで、メールを受信ボックスと隔離ボックスに振り分けることが可能。インストール時には、アドレス帳や送受信履歴、既存の仕分けルールを自動スキャンして、メール受信を許可するホワイトリストを作成する。コンテンツフィルタの設定など複雑な操作が不要で、初期設定が自動的に行なわれれる。このリストは自動更新機能により、常に最新リストとしてアップデートされる。


CAの長谷一生ディレクター
 スパムメール判定機能としては、本文や件名ではなく、送信者ヘッダから判断する。主にホワイトリストに登録された送信者と、「Amazonからの注文確認メール商用メール」などに見られるような、メールに電子署名と暗号化を施すS/MIME署名に対応したメールのみを受信トレイに振り分ける。ホワイトリストに登録されていない友人などのメールは隔離トレイに配信されるが、後からホワイトリストに追加することができる。

 CAビジネスディベロップメントディレクターの長谷一生氏によれば、「スパムメール対策ソフトに関する市場調査では、容量が重いという方や、メールの受信設定操作が複雑で煩わしいという方が非常に多かった。そのため、eTrust アンチスパムはコンパクトかつ、メールソフトの操作性を損なわないという設計のもとで開発された」という。


OutlookおよびOutlook Expressにアドインして利用できる 承認送信者リスト(ホワイトリスト)

関連情報

URL
  コンピュータ・アソシエイツ
  http://www.caj.co.jp/

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( 増田 覚 )
2005/06/02 15:29

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