サムライワークスは8日、米blinkxと業務提携したことを発表した。サムライワークスでは、blinkxのデスクトップ検索ソフト「blinkx 3.0」の日本語版を6月中旬より提供する。同社サイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows XP/2000。
blinkx 3.0はデスクトップに常駐して、高速にローカルPC内を検索できるソフト。検索可能なファイルは、メール、Officeドキュメント、PDF、画像、音声、動画など。メールやOfficeドキュメント、PDFは文書内容の全文検索が可能。一方、画像や音声、動画はファイル名のみが検索対象のため、拡張子にかかわらず検索できる。
また、blinkx 3.0の中に「Smart Folder」というフォルダを作成し、その中にファイルを入れておくと、フォルダ内に含まれている文章の内容に応じてblinkx 3.0が新しいファイルをそのフォルダに追加するSmart Folder機能を備える。
例えば、「車」に関連するファイルをSmart Folderに保存しておくと、blinkxが車に関する内容を含むメールやWordなどのファイルをバックグラウンドで検索。これらのファイルをSmart Folder内に蓄積していく。
なお、英語版のblinkx 3.0に搭載されているWeb検索機能は、日本語版ではサポートしていない。こちらに関しては今後対応する予定だという。
関連情報
■URL
blinkx 3.0
http://myskin.jp/MySkin/blinkx/
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( 増田 覚 )
2005/06/08 13:40
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