NTTドコモは、iモード端末と海外キャリアの携帯電話との間で、動画や静止画付きのショートメッセージであるMMS(Multimedia Message Service)をやり取りできる「国際MMS」を7月1日0時(日本時間)より開始する。
今回提供される「国際MMS」は、iモード端末と海外キャリアの携帯電話でMMSをやり取りできるサービス。日本ではEメールの仕組みによるメッセージサービスが主流だが、海外ではSMS(Short Message Service)でのメッセージサービスが普及しており、今回利用できるようになるMMSは、SMSベースで静止画・動画をやり取りできるというもの。
iモード端末からの送信時には、「国番号」「相手の電話番号」「@mms-i.jp」という宛先に送信する形になる。海外から送られてきたMMSはiモードメールに変換され、そのまま受信することになる。FOMA端末であれば国際MMSの送受信が可能だが、ムーバ端末では受信のみ可能となっている。また、開始当初、やり取りできる海外キャリアは、香港のハチソン3G/ハチソンHK、シンガポールのシングテルモバイル、マカオのハチソンマカオの3地域4事業者となっている。
国際MMSの送信料は、30KB以下では1通100円とパケット通信料で、30KB以上では1通200円とパケット通信料。また受信時の利用料はパケット通信料のみとなる。送信料は料金プラン、あるいはパケットパックに含まれる無料通信分の適用対象だが、パケホーダイやFOMAデータプランにおける無料通信分では適用外となる。また、複数の相手に送信した場合、宛先の数ごとに1通あたりの送信料が必要。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0613b.html
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