米CardSystems Solutionsから流出したクレジットカード情報のうち、マスターカードの国内発行分で流出した可能性があるのは、20日時点で25社の21,000人に上ることがわかった。中川昭一経済産業大臣が21日午前、閣議後の記者会見で明らかにした。
ただし、これはあくまでも流出した可能性があるとして報告を受けた件数で、現在、カード会社で該当する会員の特定と不正使用されたかどうかなどの事実関係を進めているという。
なお、ビザ・インターナショナルでは20日、同社カードの国内発行分で実際に外部に流出したのは350件未満と見込まれると発表している。
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■URL
記者会見の概要
http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/ed050621j.html
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( 永沢 茂 )
2005/06/21 18:39
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