日本ベリサイン、「hi-ho」を運営するパナソニック ネットワークサービシズ、「BIGLOBE」を運営するNECの3社は23日、フィッシング詐欺の対策ソリューション分野において提携したとを発表した。メールに電子署名を行なうための電子証明書「ベリサイン セキュアメールID」を利用したサービスを7月より開始する。
セキュアメールIDとは、メールに署名用電子証明書を添付するもので、フィッシング詐欺の手法として利用されるメールのなりすましを防ぐ。日本ベリサインでは2005年4月より、大量のメールを配信する企業向けに同サービスを提供している。
hi-hoは7月より、メールマガジンやお知らせメールなど加入者向けに配信するメールに対して電子署名を行なう。また、企業向けに展開するASP型メール配信サービスにおいて、東洋テクノが開発した署名ゲートウェイ「Anti Phishing Mail Gateway」を導入し、オプションサービスとしてセキュアメールIDを提供する。BIGLOBEでも、企業向けASP型メール配信サービスにおいて、7月からセキュアメールIDの提供を開始する。
なお、3社は「ベリサインとISPが提案するフィッシング対策セミナー」と題する顧客企業向けフィッシング対策セミナーを7月19日に開催する。定員は120名で、参加費は無料。
関連情報
■URL
ニュースリリース(日本ベリサイン)
http://www.verisign.co.jp/press/2005/pr_20050623.html
ニュースリリース(パナソニックネットワークサービシズ)
http://home.hi-ho.ne.jp/news_release/2005/0623.html
ベリサインとISPが提案するフィッシング対策セミナー
http://www.verisign.co.jp/event/partner.html#s31
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( 増田 覚 )
2005/06/23 14:20
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