マイクロソフトは1日、PCのセキュリティ更新プログラムの適用状況などを検査できる「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA) 2.0」の無償提供を開始した。同社のサイトからダウンロードできる。対応OSはWindows Server 2003/XP/2000(SP3以降)。
MBSAは、ネットワーク内の複数のPCに対して、セキュリティ関連の設定状況や、セキュリティ更新プログラムの適用状況などを検査できるツール。
MSBA 2.0では、新たにOffice(XP以降)のセキュリティ更新プログラムの適用状況の検査にも対応。このほか、新たなアップデートの仕組みである「Microsoft Update」にも対応したほか、64bit版Windowsおよび組み込みシステム向けのWindows XP Embeddedでの更新プログラムの検出をサポートした。
また、従来バージョンのMBSA 1.2.1については2006年第1四半期にサポートを終了するため、マイクロソフトではMBSA 2.0への早期の移行を呼びかけている。
関連情報
■URL
Microsoft Baseline Security Analyzer 2.0
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/tools/mbsa2/default.mspx
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( 三柳英樹 )
2005/07/04 19:51
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