フロントラインは、米RegAllのデータ復元ソフト「パワーレスキュー『復元』」を8月5日に発売する。価格はパッケージ版が9,975円、ダウンロード版が6,930円。Windows Server 2003/XP/2000/NTに対応する。
パワーレスキュー「復元」は、従来のディレクトリスキャン技術に加えて独自の「セクタスキャン」技術を搭載した。ディレクトリ情報が利用できる場合は、ファイル名も含めたデータを復元。ドライブの破損などでディレクトリ情報が利用できない場合は、セクタスキャン技術によりファイルを構成するセクタ上の情報そのものに基づいて、ファイルを復元する。セクタスキャン時は、ウィルスによって破壊されたファイルや、エラーで消去されてしまったファイルを復元できるが、ファイル名などの情報は復元できない。
対応するファイル形式は、mp3/midi/wav/wma形式などの音声ファイルや、avi/asf/wmv/mpg/mov形式などの動画ファイル、gif/bmp/jpg/png/tiffなどの画像ファイルなど。zip/rar/cab/tar/lzh形式のアーカイブも復元可能。ExcelやPowerPoint、Word、Visioなどのマイクロソフト製品のファイルにも対応するほか、一太郎ファイルやPDFも復元できる。
また、ウィザード形式の操作で自動復元できる「オートパイロット」機能を搭載。オートパイロットを設定すると、条件に合致したファイルを指定の保存先に自動的に復元できる。
関連情報
■URL
フロントライン
http://www.fli.co.jp/
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( 鷹木 創 )
2005/07/11 11:15
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