ノルウェーのOpera Softwareは28日、Webブラウザ「Opera」の最新版となる「Opera 8.02」を公開した。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/95/NT、Mac OS X 10.2以降、Linuxなど。現時点では英語版のみが公開されている。
Opera 8.02では、ダイアログボックスが偽装される問題、画像のドラッグに関する問題、リンクが乗っ取られる問題の3件の脆弱性を修正。このほか、スペルチェッカー機能やXMLHttpRequestのサポートなどを改善した。
また、7月7日に公開された「Opera 8.02テクノロジープレビュー版」ではファイル共有技術「BitTorrent」をサポートしていたが、今回公開されたOpera 8.02ではBitTorrentプロトコルはサポートされていない。これについてOpera Softwareでは、BitTorrentは市場でも好評であり、プロトコルのサポートは今後の製品リリースに向けて考慮中だとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.opera.com/announcements/en/2005/07/28/
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( 三柳英樹 )
2005/07/28 19:14
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