米Oodleは28日、同社の三行広告専門サーチエンジンにGoogle Mapsの機能を取り込むことによって、住所が関連する三行広告のほぼすべてのデータをGoogle Maps上に表示できるようになったと発表した。
Oodleは米国の主要都市10地域をカバーしており、この地域の新聞に掲載される三行広告をキーワードとジャンル別に検索できるようにしている。Google Mapsの機能を取り込んだことによって、三行広告に掲載される広告を利用しやすくなったとしている。
例えば、自分の職場の近所で売りに出ている不動産を部屋数別に表示したり、職探しの時に面接場所が近所にある仕事先を地図上に表示するなどの利用方法が考えられる。地図は、検索結果の右側に表示される「View Listings on map」アイコンをクリックすることで表示できる。表示された地図はGoogle Mapsと同じように操作でき、地図上に表示されるアイコンをクリックすると、吹き出しに三行広告の要約が表示される。
米GoogleはGoogle Mapsの機能を他のサービスから利用できるようにするためのGoogle Maps APIを公開しており、日本国内でもこの機能を利用する企業が出始めている。Google Mapsの日本版も提供されるようになった現在、今後このようなサービスが国内でも開始される可能性は高い。
関連情報
■URL
Oodle(英文)
http://www.oodle.com/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/07/29 12:42
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