Mozilla Japanは5日、脆弱性を修正した「Mozilla 1.7.11」の日本語版を公開した。Windows XP/2000/Me/98/95/NT 4.0、Mac OS X、Linuxなどに対応する。
Mozilla 1.7.11では、共通関数オブジェクトを通じたコードの実行など9件の脆弱性を修正した。7月21日には「Mozilla 1.7.10」の英語版が公開されていたが、公開後にメールソフトのウィンドウにおける動作不具合などが報告されたため、Mozilla 1.7.10日本語版の公開は見合わせられた。Mozilla 1.7.11では、これらの動作不具合の修正も行なっている。
Mozilla Foundationは開発の中心をFirefoxとThunderbirdに移しており、統合環境のMozillaについては開発を「Seamonkey」という新たなプロジェクトに移行している。ただし、現行のMozillaのバージョン1.7系列について、セキュリティと安定性向上のためのリリースは続けるとしている。
関連情報
■URL
Mozilla Application Suite(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/products/mozilla1.x/
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・ 脆弱性と拡張機能の互換性問題を修正した「Mozilla 1.7.10」英語版が公開(2005/07/22)
( 三柳英樹 )
2005/08/10 12:56
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