ライブドアは8日、「LindowsOS」日本語版全製品を8月31日をもって販売終了すると発表した。製品のサポートは2006年11月30日まで継続する。
LindowsOSはLinuxベースのクライアント用OSで、日本ではエッジ(現ライブドア)が国内独占販売契約を結び、2003年8月から日本語版の販売を行なってきた。ライブドアでは、2005年8月末をもって製造元の米Linspireとの契約が終了するため、LindowsOS製品の販売終了を決定したとしている。
LindowsOSに各種ソフトウェアを追加インストールできる「Click-N-Run」については、1年間のライセンス期間中であれば継続して利用できる。また、ライセンスのアクティベーションは2005年11月30日まで受け付けるが、その後は米Linspireへの申し込みが必要となる。
LindowsOSはマイクロソフトとの商標問題から名称を「Linspire」に変更。ライブドアでも次期バージョンとなるバージョン5.0からはLinspireの名称で販売する予定としていた。
関連情報
■URL
LindowsOS製品 販売終了のお知らせ(ライブドア)
http://linspire.livedoor.com/news/detail.cgi?id=136
関連記事:エッジ、アプリケーションが1年間使い放題の低価格OS「LindowsOS」発売
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0507/lindows.htm
■関連記事
・ 【WPC EXPO】エッジ堀江社長、「LindowsでOSを選べる時代がついに訪れた」(2003/09/18)
・ 米Lindowsの商標問題、全世界で「Linspire」に変更でMicrosoftと和解(2004/07/20)
( 三柳英樹 )
2005/08/10 15:22
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