ジュピターテレコム(J:COM)は7日、携帯電話事業への参入に向けてボーダフォンと提携するとした新聞報道に対して、事業内容について正式に決定した事実はないとするコメントを発表した。
報道によれば、ジュピターテレコムがボーダフォンから通信回線を借りるMVNO方式により、自社ブランドの携帯電話サービスを始める方向で交渉中としている。これに対してジュピターテレコムでは、携帯電話事業への参入は検討しているとしながらも、提携交渉先などを含め、事業内容について正式に決定した事実はないとした。
また、ボーダフォンでは、7月の社長会見でMVNOへのホールセールを展開すると表明して以来、多方面から打診は来ているとしながらも、個別のケースについてはノーコメントであるとした。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.jcom.co.jp/pdf/newsrelease/ja/20050907_ja.pdf
関連記事:ボーダフォン、家族向け強化やホールセールなどの新方針[ケータイWatch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/24755.html
■関連記事
・ J:COM決算、c.LINK採用の「J:COM NET 光」は秋提供に向けて契約を獲得(2005/07/28)
・ ウィルコムなど、CATV網利用のPHSサービスを研究開発へ(2005/08/31)
( 三柳英樹 )
2005/09/07 12:19
- ページの先頭へ-
|