独携帯大手のT-MobileがCATV局と提携し、第3世代携帯電話で番組を視聴できるようにすると発表した。提携したCATV局は、政治・経済ニュース専門の「n-tv LIVE」、一般ニュース・スポーツニュースの「DSF mobile TV」、映画などの娯楽コンテンツを提供する「CINEMA TV」。従来のCATVにはなかった機能も追加するという。
T-Mobileでは、携帯電話インターネットをようやく開始したばかり。ユーザー開拓のためのコンテンツとして、ドイツで普及しているCATVコンテンツの導入が不可欠と判断した。2006年にはドイツでサッカーのワールドカップが開催される予定で、このコンテンツを携帯電話に配信することがほぼ決まっている。今回のCATVコンテンツの配信では、その“前哨戦”の意味合いが強い。
現在、2006年3月31日まで無料で視聴可能となっている。今後はデータの有料ダウンロードなどのサービスも予定しているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.t-mobile.net/CDA/tmd_brings_tv_channels_to_the_mobile,20,,newsid-4179,en.html?w=839&h=1145
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( Gana Hiyoshi )
2005/09/20 16:53
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