EU、eコミュニケーションの強化プログラム

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EU、eコミュニケーションの強化プログラム

　欧州連合（EU）の行政組織である欧州委員会で情報社会・メディア担当委員を務めるViviane Reding氏が、電気通信に関する欧州政策研究タスクフォースセンターの第1回会合において、EUの今後のeコミュニケーションのあり方について講演した。共通の情報スペースの創設などを推進し、欧州における電気通信の普及と啓蒙をより積極的に活動していく考えを示した。法的整備および技術的整備の両面から情報社会に対応しようとする姿勢を積極的に見せている。

　同会合では、以下の3点が強調された。第1に「共通の情報スペース」を創設し、コミュニケーションサービスやメディアサービスの単一で開放された競争原理の働く市場を創設すること、第2に欧州の技術的優位性を強調するため、民間部門および公的部門の研究を支援し、2007年までに情報通信分野での研究に対する投資を70％増加させること、第3に生活の質を改善するために情報通信技術をさらに開発し、欧州における情報社会をより生活に密着し、安全性の高いものとすることである。

　第1の点を改善するために、向こう数カ月以内に積極的な展開を行なうことを約束した。特に欧州のオーディオビジュアル関連コンテンツに関する規則を「現代化」するとともに、電気通信に関するフレームワークの再検討および必要に応じて改善すると明言した。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=SPEECH/05/515&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

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・ EU、保健分野における情報通信技術の活用を推進する計画「eヘルス」（2005/05/23）

（ Gana Hiyoshi ）
2005/09/21 13:08

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