NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の企業向けデータ通信サービスの一部が、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県で利用できなくなる障害が21日午後に発生した。現時点で約68,000回線が不通となっている。
障害の原因は、大阪市北区のNTT中之島ビルにあるNTT Com中継設備の故障によるもので、企業向けの低速データ通信サービスが影響を受けサービスを停止。ISDN回線を用いた「INS-Pパケット通信サービス」およびアナログ電話回線を用いた「DDX-TPパケット通信サービス」が、21日17時3分から不通となっている。NTT Comでは、復旧作業を進めているものの、今しばらく時間を要する見込みとしている。
INS-Pパケット通信サービスは、奈良県および和歌山県の全域でサービスが停止し、影響回線は約35,000回線。DDX-TPパケット通信サービスは、大阪府および兵庫県の一部でサービスが停止し、影響回線は約33,000回線に及んでいる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/nakanoshima/0922_1.html
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( 三柳英樹 )
2005/09/22 18:23
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