マイクロソフトは28日、Office 2003の各エディションをはじめとする「Office System」の各製品をアップデートする「Office 2003 Service Pack 2(Office 2003 SP2)」の提供を開始した。同社サイトから無料でダウンロードできる。
Office 2003 SP2は、これまでにリリース済みのセキュリティアップデートなどをまとめたほか、カスタマーフィードバック機能(カスタマーエクスペリエンス向上プログラム)などの新機能を搭載した。さらに、ユーザーからのフィードバックによって修正されたアップデートやツールを多数含んでいるという。
Office 2003 SP2を適用できる製品は以下の通り。
・Office Professional Enterprise Edition 2003
・Office Professional Edition 2003
・Office Standard Edition 2003
・Office Personal Edition 2003
・Access 2003
・Excel 2003
・FrontPage 2003
・InfoPath 2003
・Outlook 2003
・PowerPoint 2003
・Publisher 2003
・Word 2003
このほか、Office InterConnect 2004、Office OneNote 2003、Office Project Standard/Professional/Server 2003、Office Visio Professional/Standard 2003にもSP2を用意。それぞれマイクロソフトのサイトからダウンロードできる。
InterConnect 2004 SP2では修正アップデートのほか、Outlookの対応バージョンにこれまでのOutlook 2003に加え2002をサポート。電子名刺をOutlookで送信できる機能やOutlookで受信した電子名刺をワンクリックでInterConnect 2004にインポートできるようになった。
なお、これらのSP2については無償のダウンロード提供のほか、「CD-ROM 実費送付サービス」で入手可能だ。12月中旬以降の開始を予定している。また、Office SharePoint Portal Server 2003 SP2のダウンロード提供は、10月以降に開始する。
【お詫びと訂正】
記事初出時、Office SharePoint Portal Server 2003 SP2についてもすでに用意されている旨を記載いたしましたが、提供は10月以降になります。読者のみなさまにはご迷惑をおかけいたしました。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
Office Online
http://office.microsoft.com/japan/
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( 鷹木 創 )
2005/09/28 13:08
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