ソフトイーサは30日、VPNソフト「SoftEther VPN 2.0 Release Candidate 1(RC1)」を公開した。RC1では、SoftEther VPN 2.0に搭載する予定のすべての機能を実装。従来のWindows版に加えて、新たにMac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisの各OS版を公開した。
SoftEther VPN 2.0 RC1では、住民基本台帳カードと連携したユーザー認証に対応。スマートカードリーダによって読み取った電子証明書と秘密鍵を用いて、VPNサーバーへの接続が可能となった。
また、従来のベータ版はWindows版のみの公開となっていたが、新たにMac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisの各OS用ソフトウェアを公開。Windows以外のOSでも、VPNサーバーおよびVPNブリッジとしての利用が可能となった。クライアント側のソフトウェアは、Windows版のみの公開となっている。
ソフトイーサでは、次のベータ版ビルドとして、Release Candidate 2(RC2)のリリースを10月末を目標に開発し、SoftEther VPN 2.0に関するオンラインマニュアルを10月~11月にかけて整備予定としている。また、製品版「VPN 2.0(仮称)」は11月末を目標に製品化を進めるという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.softether.com/jp/news/050930.aspx
■関連記事
・ ソフトイーサが次世代VPNシステム開発、商用版は新会社を通じて販売(2005/09/16)
( 三柳英樹 )
2005/09/30 12:48
- ページの先頭へ-
|