ソフォスは1日、9月の「月間トップ10ウイルス」を発表した。1位は3カ月連続でNetsky.Pで、発見されて以来19カ月連続でランクイン。Mytobワームの亜種は、全ウイルスの半数以上を占めた。
ウイルスの報告割合は、Netsky.Pが18.6%で最多。次いで、Mytob.BEが7.6%、3位のMytob.ASが6.8%。Netsky.Pは2カ月連続で増加したほか、同じく古くから存在するZafi.DやNetsky.Dも増加している。
Netsky.Pが発見以来ランクインし続ける状況について、ソフォスでは「ユーザーはソフトウェアをアップデートする時間が19カ月あったにも関わらず、警告はいまだに減少していない。その甘い考え方に対し、サーバーセキュリティの重要性を一層広める必要がある」とコメントしている。
9月に検知した新規ウイルスは1,233件で、8月の1,626件を下回った。ウイルスメールの割合は、9月に流通したメールのうち1.53%(65件に1通)で、こちらも8月の1.99%(50通に1通)から減少した。
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■URL
ニュースリリース
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20051001topten.html
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・ Netsky-Pが最多だが、Mytob亜種は全体の54%~ソフォスのウイルス調査(2005/09/01)
( 増田 覚 )
2005/10/04 12:27
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