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米blinkx、旧FindWhatと提携して独自の広告プラットフォーム


 インテリジェントデスクトップ検索ソフトの米blinkxは5日、MIVAとの提携により、独自の広告配信プラットフォームを開始すると発表した。MIVAは、米FindWhatや英Espottingなど複数の企業が6月に合併して誕生した複合的広告企業だ。

 blinkxは、ユーザーが収集したコンテンツに応じて新たなニュースやコンテンツを検索するユニークなデスクトップ検索ソフトや、動画ニュースを検索できるサイト「blinkx.tv」などを提供している。

 blinkxは今回、広告配信を行なうMIVAと提携することによって独自の「Smart Ads Platform」を開始することを明らかにした。通常サーチエンジンで広告を表示するためにはまず何らかの検索を行なう必要があるが、Smart Ads Platformの場合は、blinkxが開かれている画面上でユーザーが行なっている作業の内容に応じて自動的にMIVAが配信する広告が表示される。これらの広告は世界の地域によって、また利用しているコンテンツによって内容が変わり、いつでも最適な広告が表示されるように調整されるという。

 blinkxのユーザーには有用な情報源として広告が表示される上、MIVAにとってもblinkxのユニークなユーザーにリーチすることができるメリットがあるとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.blinkx.com/press/2005/20051005.php

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/10/06 12:21

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