米Googleは20日、2005年第3四半期(7月~9月)の決算を発表した。売上高は15億7,800万ドル(前年同期比96%増、前期比14%増)、GAAP(一般会計原則)ベースの営業利益は5億2,900万ドル(前期比11%増)、同じく純利益は3億8,100万ドル(前期比11%増)だった。
売上高のうち56%(8億8,500万ドル)がGoogleのサイトからの収入、43%(6億7,500万ドル)がAdSenseのパートナーサイトによるものだった。売上高のうち39%は米国外での売上となっている。
売上高の一部はトラフィック獲得コストとしてパートナーに分配するが、これが今期は5億3,000万ドルへ増加した(前期は4億9,400万ドル)。ただし、広告売上に占める割合は前期の36.1%から今期は34%へと減少している。パートナーサイトのネットワークによる収入から自身のサイトによる収入へシフトしつつあることを反映しているという。
なお、Googleでは今回、従来から発表していたGAAPベースの数値に加えて、非GAAPベースの数値も発表している。非GAAPベースの営業利益は5億9,600万ドル(前期比14%増)、同じく純利益は4億3,700万ドル(前期比15%増)となっている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/revenues_q305.html
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( 永沢 茂 )
2005/10/21 16:08
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