「楽天市場」個人情報流出事件、容疑者は出店店舗の元従業員

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「楽天市場」個人情報流出事件、容疑者は出店店舗の元従業員

　センターロードが楽天市場に出店していた店舗「AMC」での取引に関する個人情報が流出した件について、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは、東京都葛飾区在住の男性（33歳）を不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕したと発表した。

　調べによると、この男性は2005年5月11日から14日にかけて、自宅のPCから27回にわたり、楽天が設置・管理するサーバーに対して不正アクセスしたという。不正アクセスに利用したユーザー名とパスワードは、楽天が「利用権者」としてセンターロードに付与したものだった。

　センターロードによると「詳細は確認中だが、容疑者は2004年末ごろまでにセンターロードを退職している」という。

【追記 17:03】
　楽天では「事件全貌の早期解明に向け、引続き全面的に警察の捜査に協力し、今後の取調べの推移を見守る。新たな事実が判明した場合は、捜査に支障のない範囲で速やかにホームページで開示する」とコメントしている。

関連情報

■URL
　楽天
　 http://www.rakuten.co.jp/
　 AMC
　 http://www.wisecart.ne.jp/amcamc/

■関連記事
・「楽天市場とAMCのどちらから流出したかは不明」センターロードが見解（2005/08/02）

（鷹木創）
2005/10/27 13:20

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