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日本語キーワードで8カ国語サイトの検索も可能なオンライン翻訳サービス


 クロスランゲージは1日、オンライン翻訳サービス「e翻訳ドットネット」を開設した。英語、中国語、韓国語、欧州語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語)の計8カ国語に対応する。各言語の翻訳料金は月額525円(欧州語は同料金で5カ国語を含む)、全言語を利用する場合は月額1,050円。なお、11月末までは無料、2006年2月末までは各言語翻訳を月額315円、全言語翻訳を月額630円で提供する。

 e翻訳ドットネットは、クロスランゲージが提供する企業向け翻訳システムをベースにしたオンライン翻訳サービス。コンピュータやビジネス、法律、電気・電子、医療・医学など27分野、244万語の英日・日英専門語辞書を収録する。専門語辞書は、中日・日中でも10分野、韓日・日韓で14分野、欧州語で4分野をサポートしている。

 メールやドキュメント文書からコピーしたテキスト、手入力によるテキストを翻訳する「テキスト翻訳」では、原文と訳文を左右に見やすく表示する対訳表示を備える。各言語のWebサイトに対応する「URL翻訳」では、原文ページのレイアウトを保持したままで翻訳を表示。訳文のみの表示と、原文と訳文を同じページに表示することが可能だ。

 また、日本語のキーワードでGoogleやYahoo!など海外の検索サイトを利用できる「翻訳検索」を搭載。英語、中国語、韓国語、欧州5カ国語のページの検索が可能で、検索結果も日本語に翻訳するほか、検索結果のリンク先のWebサイトについても自動的に日本語訳が付与される。

 例えば、キーワードに「脊髄小脳変性症」を入力し、専門辞書を「医療医学」、翻訳言語を「英語」、検索サイトを「Google」に選択すると、キーワードを「spinocerebellar degeneration」に翻訳して検索を行なう。英語のGoogle検索結果には、日本語が添付される仕組みだ。

 このほか、WordやExcel、PowerPointをレイアウト通りに翻訳できる「オフィス・アドイン翻訳」も提供する。Officeソフトに翻訳機能がアドインされるため、翻訳ボタンをクリックするだけでOfficeドキュメントの翻訳を行なえる。


関連情報

URL
  e翻訳ドットネット
  http://ehonyaku.net/
  ニュースリリース
  http://www.crosslanguage.co.jp/newsframe.cgi?tg=http://www.news2u.net/cross/index.php3?mode=rel&release_id=NRR20058808&datastart=0&dataline=20

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( 増田 覚 )
2005/11/01 12:03

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