Webアクセス解析企業のオランダOneStat.comは1日、Firefoxブラウザの世界シェアが1割を超えたとの最新調査結果を発表した。
これによるとInternet Explorer(IE)の世界シェアが85.45%、Firefoxが11.51%、Safariが1.75%、Operaが0.77%、Netscapeが0.26%となっている。Firefoxのシェアが2005年4月の調査時点に比べて2.82ポイント増加した一方、IEのシェアは1.18ポイント減少した。
このようにFirefoxの世界シェアは1割強だが、国によってはそれを上回るところもある。例えば米国では14.07%、カナダでは16.98%にまで上る。一方、英国では4.94%と世界シェアから大きくかけ離れた数字となっている。
カナダでは、Operaのシェアも1.67%と他の地域に比べて大きかった。また、米国では、Safariのシェアが3.55%に上っていた。米国とカナダでは、IE以外のブラウザにもある程度光が当たっていることがわかる。一方、英国においては、IEのシェアが93.37%と圧倒的な首位を獲得している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.onestat.com/html/aboutus_pressbox40_browser_market_firefox_growing.html
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・ Mozilla系ブラウザのシェアは「1割前後」と見るのが妥当か?(2005/04/27)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/11/01 12:44
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