ネットレイティングスは、10月27日に発表したインターネット利用動向情報サービスの調査結果を10月31日付で訂正した。
訂正されたのは、USENが運営する動画配信サービス「GyaO」と他の動画配信サービスとの比較部分。27日付の調査では、GyaOが主要動画配信サービスの中で60%近いシェアを占めるとともに、月間利用平均時間でも他の動画配信サービスが10分未満であるのに対して、GyaOは平均30分と他サービスを凌駕していると解説していた。
ネットレイティングスによれば、今回の調査対象はプレーヤーがHTMLに埋め込まれた形式でのページ視聴数のみカウントしているため、Windows Media Playerなどのプレーヤーを起動して視聴する形式の動画配信サービスに関しては視聴時間がカウントされないという。このため、プレーヤー再生型のサービスとのシェア比較は誤解を招く可能性があり、他のコンテンツ事業者からの抗議も受けて、該当部分およびシェアを示したグラフが削除された。
なお、GyaOに関しては新たな調査結果の数字とグラフが公開された。GyaOの平均利用時間30分に利用者数を乗じた総利用時間は125万時間を突破しており、利用者数の伸びが約2倍であるのに対して総利用時間は8倍強の伸びと、大きな質的伸びが認められるとしている。
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GyaOの月間総利用時間推移
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.netratings.co.jp/New_news/News10272005.htm
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・ ネットレイティングス調査、動画配信の総利用時間でGyaOが大きな伸び(2005/10/27)
( 甲斐祐樹 )
2005/11/01 13:10
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