マイクロソフトは8日、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の「バージョン 1.10」を公開した。Windows XPとWindows Server 2003 SP1であればWindows UpdateやMicrosoft Updateを通じて更新できる。Windows 2000では「Microsoftダウンロードセンター」でダウンロードするか、オンライン版の利用が可能だ。
新バージョンでは、マスメールで感染を拡大するワーム型ウイルスの「Bugbear」「Mabutu」「Swen」、安易な管理者パスワードを設定するネットワーク共有を利用して拡大するワーム型ウイルスの「Codbot」「Opaserv」の5種類に対応。従来からのウイルスと合わせて58種類のウイルスを駆除できるようになった。また、各ウイルスの亜種にも対応している。
関連情報
■URL
駆除ツールのダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356&displaylang=ja
駆除ツールの技術情報
http://support.microsoft.com/kb/890830/
関連記事:ウィルス「BugBear」、世界規模で感染を拡大中
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1003/bug.htm
関連記事:ウィルス「Opasoft」、被害拡大中でアンチウィルスベンダー各社が警告
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1003/opa.htm
■関連記事
・ マイクロソフトのウイルス駆除ツール、亜種を含む36種類のAntinnyに対応(2005/10/12)
・ Microsoftからのアップデートプログラムに偽装したウイルス「Swen」(2003/09/19)
( 増田 覚 )
2005/11/09 12:36
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