ACCESSは、米子会社Apollo Merger Subと、米PalmSourceの合併が承認されたため、PalmSourceが同社の完全子会社となったと発表した。
米西海岸時間の11月14日、PalmSourceの株主総会においてApollo Merger Subとの合併が承認された。これによりPalmSourceは、ACCESSの完全子会社となった。合併は、米国の現金合併方式で行なわれ、ACCESSは、PalmSource株を現金で買い取る。買収金額は3億2,400万ドル(約381億円)。
なお、完全子会社後の経営体制や、事業戦略については現時点では発表されていない。ACCESSの広報部によれば、今後あらためて発表するという。
米パームは2003年、PDA向けOS「Palm OS」をライセンス供給するPalmSourceと、ハードウェア部門のpalmOneに分社化。ACCESSは、PalmSourceを傘下に収めたことで、PalmSourceのLinuxおよびPalm OS技術を獲得、自社のソフトウェア群と合わせてソリューションなどを提供していきたい考えだ。
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■URL
ニュースリリース
http://www.access.co.jp/press/051115.html
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・ ACCESS、Palm OS開発の米PalmSourceを買収(2005/09/09)
( 津田啓夢 )
2005/11/15 19:45
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