フロントラインは、データ暗号化ソフト「暗号化マスター 2」を12月16日に発売する。価格はパッケージ版が8,190円、ダウンロード版が4,935円。Windows XP/2000に対応する。
「暗号化マスター 2」は、データの暗号化・復号化を行なうソフトウェア。暗号方式は米国政府標準暗号「AES」を採用する。同社のデータ消去ソフトウェア「DELETE MASTER」の一部機能を搭載しており、不要になったデータの復元を防ぐことが可能だ。無償の復元ソフト「DECIPHER 201」を提供しており、同ソフトがインストールされていないPCでも暗号化ファイルを復号できる。
最新版では、指定したフォルダに加えられたファイルを自動的に暗号化する「自動暗号化フォルダ機能」を強化。フォルダごとに個別パスワードを設定したり、フォルダ内のファイルをダブルクリックするだけで復号化する機能などを新たに備えた。
また、ファイルを復号できる期間および回数の制限機能を搭載。これにより、ファイルの紛失や外部へのファイル流出の際にも安全性が向上したという。暗号化ファイルをZIPファイルに圧縮することが可能で、「速度優先圧縮」と「圧縮率優先圧縮」の2種類の圧縮オプションを選べる。このほか、コマンドラインからファイルやフォルダを暗号化・復号化するツールも追加された。
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製品概要
http://www.fli.co.jp/news/news11222005.html
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( 増田 覚 )
2005/11/22 17:21
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