情報処理推進機構(IPA)は20日、2005年度下期の「未踏ソフトウェア創造事業」について、41件のプロジェクトを採択したと発表した。
同事業は、ソフトウェア分野における独創性を有した優れた個人(スーパークリエータ)の発掘・育成を目的として、2000年から実施しているもの。2005年度下期は、応募のあった145件の中から41件のプロジェクトが採択された。
採択されたプロジェクトには、「なめらかなメッセージングを実現するSNS型RSSリーダーの開発」「無線LAN環境における位置情報を利用したメッセンジャーの開発」「帯域・記憶領域共有による管理者不在のセキュア分散ファイル管理」などのテーマが並んでいる。
今回のプロジェクト採択者の内訳は、学生・大学院生が全体の39%、大学・研究機関従事者が19.5%、企業従事者が24.4%、その他が17.1%で、採択者の平均年齢は30.1歳となっている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/about/press/20051220.html
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( 三柳英樹 )
2005/12/20 18:20
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