航空機内インターネット接続サービスのConnexion by Boeingは11日、料金体系をよりシンプルなものに変更すると発表した。新料金体系は1月31日付で発効する。
Connexion by Boeingの料金プランはこれまで、1つのフライトで自由に接続できる「Internet Flight」、30分間は初期料金で以降は1分ごとの従量課金となる「Internet Minutes」、時間単位で接続できる定額制の「Internet Time」という3つに大きく分けられ、合計では7種類のプランが存在していた。Connexion by Boeingは利用航空会社の協力を得て市場調査を行なった結果、今回、この複雑な料金体系を改めることにしたという。
新しい料金プランは合計4種類となる。まず、時間単位の定額制プランである「Internet Time」が3種類で、1時間で9.95ドル、2時間で14.95ドル、3時間で17.95ドルとなっている。これまでは2時間で16.95ドルだったため若干の値下げとなる上、新たに3時間プランが追加された。
もう1つは24時間以内に乗り継ぐフライト中は自由に接続できる「Internet Flight」プランで、24時間で26.95ドルとなっている。これまで、このプランではフライト時間によって14.95ドルから29.95ドルまで3つの料金プランに分かれていた。これが1つにまとめられた上、24時間以内のサインインであれば乗り継ぐ別のフライトでも利用できるようになった。
料金体系の変更に加え、1月23日からはConnexion by Boeingの全利用者に対してBBC World、CNBCなど4チャンネルの番組がラップトップ上で見られるようになった。視聴料金は無料だ。
また、Connexion by Boeingは米Yahoo!と独占的契約を締結し、Connexion by Boeingを利用した時に表示されるポータルサイト「Connexion by Boeing air portal」にYahoo!が表示されることになった。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.boeing.com/connexion/news/2006/q1/060111b_nr.html
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・ 飛行機でインターネット!「Connexion by Boeing」試用レポート(2005/03/10)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/01/12 12:03
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