Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

「Mozilla Suite」の後継「SeaMonkey 1.0」が正式リリース


SeaMonkey 1.0
 Mozilla Foundationからインターネットスイート「Mozilla Suite」の開発を引き継いだSeaMonkey Councilは1月30日、Mozilla Suiteの後継となる「SeaMonkey 1.0」をリリースした。Windows Server 2003およびWindows XP/2000/NT 4.0/NT 3.51/Me/98SE/98/95、Mac OS X 10.2以降のほか、LinuxのRed Hat Linux 7.0、Debian 3.0などのディストリビューションに対応。Mozilla Foundationのサイトからダウンロードできる。

 SeaMonkey 1.0は、Mozilla Suite 1.8のベータ版を引き継いだもの。Webブラウザやメールソフト、IRCチャットクライアントに加え、Webページ作成機能、DOMインスペクタ、JavaScriptデバッガツールなどの開発者向けツールも含まれている。

 ブラウザの描画エンジンはGeckoだが、Firefox 1.5に含まれていたのは「Gecko/20051111」であったのに対して、SeaMonkey 1.0では「Gecko/20060130」となっており、若干更新されているようだ。

 SeaMonkey Councilでは、ドラッグ&ドロップで並び替えできるタブ、フィッシングメール検出機能、複数アカウントを管理するグローバルボックス、Scalable Vector Graphics(SVG)のサポートなどを注目の機能として挙げている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.mozilla-japan.org/projects/seamonkey/news.html

関連記事
「Firefox 1.5」日本語版を含む各国語版が正式公開(2005/11/30)
脆弱性9件の修正を含む「Mozilla 1.7.11」日本語版が公開(2005/08/10)
開発中止のMozilla Application Suiteが「SeaMonkey」として生まれ変わる(2005/07/05)


( 鷹木 創 )
2006/02/01 14:37

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.