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みあこネット、共用アクセスポイントを採用した商用版サービスを開始


 ネットイン京都は、公衆無線LAN「みあこネット」の商用版サービスを2月1日より開始する。料金はアクセスポイントを利用する公衆無線LAN事業者に準じる。

 みあこネットは、2002年5月に特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)によって実証実験が開始され、2005年4月1日から京都アイネットが運営を行なっていた。これまではユーザー登録のみで無料で利用できたが、今回は新たに商用利用できるサービスを開始する。

 商用版サービスでは新たに共用型無線アクセスポイントを採用し、各種無線LAN事業者のアカウントでサービスを利用できるほか、従来のVPNによる接続に加えてWeb認証が可能になる。現在はIRIコマース アンド テクノロジーの「dokoyo.jp」がサービスに対応しており、今後も対応事業者は拡大していく方針だという。料金は事業者ごと異なり、dokoyo.jpの場合は月額210円で、アクセスポイント利用事に追加料金が必要になる。

 2月1日からは叡山電鉄の出町柳駅構内で商用サービスの実証実験を開始。商用版サービスでは従来のエリアも利用可能だが、実証実験期間中はWeb認証は利用できない。従来のサービスは引き続き無料で利用できるが、今後は商用サービスの共用アクセスポイントを中心にエリアの拡大を行ない、将来的には従来エリアも商用版サービスに移行する予定という。


関連情報

URL
  みあこネット普及支援プロジェクト
  http://www.miako.net/

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( 甲斐祐樹 )
2006/02/01 20:53

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