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総務省の電気通信の競争評価。IP電話の利用番号数が1,000万件を突破


DSL契約数の推移
 総務省は10日、電気通信事業分野の競争状況に関するデータを公表した。データによると、2005年9月末でのDSL契約数は1,431万件、FTTH契約数は397万8,500件だという。

 DSL契約者数については、全国で1,431万件、東日本地域で771万件、西日本地域で659万件。事業者別のシェアでは、全国でソフトバンクBBが34.8%、NTT東日本が20.8%、NTT西日本が18.2%、イー・アクセスが13.0%、アッカ・ネットワークスが9.1%、その他が4.2%で、ソフトバンクBBとNTT東西が、DSLのシェアの73.8%を占めている。

 FTTH契約者数は397万8,500件。戸建ておよび法人向けサービスでの事業者別のシェアは、NTT西日本が37.7%、NTT東日本が35.2%、電力系事業者が23.1%、USENが1.3%、その他が2.6%となった。また、集合住宅向けサービスの事業者別のシェアは、NTT東日本が26.1%、USENが20.1%、NTT西日本が15.0%、KDDIが7.8%、電力系事業者が7.8%、Fiber-Bitが4.9%、その他が29.5%となった。

 IP電話の利用番号数では、2005年9月末でのIP電話利用番号数は1,002万2,000件と1,000万件を上回った。また、「050番号」の利用番号数は951万2,000件、「0AB~J番号」の利用番号数は51万件となっている。IP電話の指定番号数による事業者別シェアは、ソフトバンクBBが813万件(43.4%)、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が459万件(24.5%)、KDDIが252万件(13.4%)、ぷららネットワークスが126万件(6.7%)、フュージョン・コミュニケーションズが65万件(3.5%)、日本テレコムが37万件(2.0%)、NTT-MEが30万件(1.6%)、その他が92万件(4.9%)となった。


FTTH契約数の推移 IP電話の利用番号数の推移

関連情報

URL
  総務省 報道発表資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060210_4.html

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( 大久保有規彦 )
2006/02/10 20:42

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