アークンは17日、法人向け不正プログラム対策ソフト「AntiMalware」に、ファイル交換ソフト「Winny」を検知・駆除するシグネチャを提供すると発表した。シグネチャは4月初旬にデータベースに追加される。
AntiMalwareは、スパイウェアやアドウェア、ウイルスなど23万種以上の不正プログラムを検知・駆除する法人向けのセキュリティ対策ソリューション製品。各PCにインストールするクライアントプログラムとクライアント管理プログラムから構成され、複数クライアントの設定や検知状況などを管理コンソール上から一元管理できる。
AntiMalwareはこれまで、Winnyを経由して感染を広げるウイルス「Antinny」やその亜種の検知・駆除には対応していた。アークンでは、Winnyそのものを処理するシグネチャを提供することで、Winnyに関連した情報漏洩やWinnyによる著作権侵害などを防止できるとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ahkun.jp/company/news_press/download/p_am_nr_winny.txt
製品概要
http://www.ahkun.jp/product/am.html
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( 増田 覚 )
2006/03/17 14:21
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