楽天とTBSの協議期間、2006年6月末日まで延長

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楽天とTBSの協議期間、2006年6月末日まで延長

　楽天は29日、TBSとの提携について、みずほ信託銀行を受託者とする有価証券管理信託契約を締結し、両社の協議期間を当面2006年6月末日まで延長することでTBSと合意したと発表した。

　楽天とTBSでは、2005年11月に「放送とインターネットの連携」を実現するために両社が真摯に協議・検討を開始すること、楽天が持株比率10％を超えるTBS株式についてはみずほ信託銀行に信託することなどを骨子とする覚書を締結。その後、両社の間でEC分科会とポータル分科会を設け、これまで複数に渡って協議を行なってきたという。

　当初の予定では2006年3月までをめどに協議を行なうとしていたが、今回6月末まで延長することになった。楽天では「分科会において、両社間で紛糾するようなことは特になかった」とした上で、「当社の企業価値および株主価値の最大化を実現するため、引き続き真摯な対応に努める」とコメントしている。

関連情報

■URL
　楽天
　 http://www.rakuten.co.jp/
　 TBS
　 http://www.tbs.co.jp/

■関連記事
・楽天が新株発行で1,076億円の増資「TBS株買い増しのためではない」（2006/03/02）
・ TBSと楽天が資本・業務提携に合意、「経営統合」提案は一旦取り下げ（2005/11/30）

（鷹木創）
2006/03/29 15:35

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