インターネットイニシアティブ(IIJ)は30日、個人向けインターネット接続サービス「IIJ4U」「IIJmio」の迷惑メール対策強化の一環として、送信ドメイン認証フィルタ機能の提供を開始した。機能の利用は無料。
送信者ドメイン認証フィルタは、ユーザーが受信するメールについて、SPF(Sender Policy Framework)を利用して送信元メールアドレスの正当性をチェックし、その判定結果をメールヘッダに記述するもの。SPFは、送信者のメールアドレスからDNSでメールサーバー情報を取得し、送信に用いられたメールサーバーの正当性を検証する。
送信ドメイン認証フィルタを利用すると、ユーザーが受信したメールのヘッダーに「Authentication-Results:」で始まる行が追加される。ここに送信ドメイン認証の結果がスコアとして「pass(認証成功)」「fail(認証失敗・送信元メールアドレスは詐称されている)」といった形で記述され、メールの振り分けなどに利用できる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2006/0330-2.html
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・ IIJ、迷惑メール対策に送信ドメイン認証技術を導入(2005/03/17)
( 三柳英樹 )
2006/03/30 18:37
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