ライブドアは10日、ライブドアマーケティングからセシールの株式を取得し、セシールを子会社化すると発表した。株式の取得価額は約202億円で、代金についてはライブドアからライブドアマーケティングの貸付金を一部相殺することで充当する。
ライブドアマーケティングは、2005年10月にセシールとの資本・業務提携を発表。セシール株の25.72%を保有するアジア物産の買収や公開買付(TOB)により、ライブドアマーケティングはセシールの発行済み株式の60.46%を取得し、セシールを子会社化していた。
ライブドアは、ライブドアマーケティングが保有するセシールの株式をすべて取得し、セシールを子会社化する。子会社化の理由については、セシールの保有する登録顧客を始めとする経営資源と、ライブドアの保有するインターネット分野、ファイナンス分野のノウハウを組み合わせることで、従来のポータルサイト「livedoor」の主要顧客層とは異なる新たな顧客層の取り込みが可能となり、ライブドアグループの事業再生に寄与するものと判断したと説明している。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://disclose.finance.livedoor.com/pdf/2006/04/10/440a0790_20060410.pdf
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( 三柳英樹 )
2006/04/10 18:41
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