Googleの米国におけるサーチエンジンシェアが8カ月連続で増加し続け、2006年3月時点で42.7%に達していることが、米調査会社のcomScore Networksによって17日、発表された。
それによると、3月時点で米Google関連サイトのシェアが合計42.7%、米Yahoo!関連サイトが合計28.0%、米MSNと米Microsoft関連サイトが合計13.2%、米Time Warner(AOL)関連サイトが合計7.6%、米Ask関連サイトが合計5.9%となっている。
1年前の2005年3月時点と比べてみると、Googleがシェアを6.3ポイント増加させたのに対して、Yahoo!、Microsoft、Time Warnerはいずれもシェアを減少させ、その合計は7.3ポイントに達したことがわかる。内訳はYahoo!が2.6ポイント、Microsoftが3.3ポイント、Time Warnerが1.4ポイントの減少となっている。なお、Askだけは0.4ポイントとわずかながら増加していた。
また、この調査ではブラウザツールバーのシェアも調査され、GoogleとYahoo!のツールバーを合わせてツールバー市場の95%を占めていることが明らかになった。Googleツールバーは48.9%、Yahoo!ツールバーは46.5%のシェアとなっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=802
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/04/19 12:02
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