フェンリルは、同社のタブブラウザ「Sleipnir」向けのRSSリーダープラグイン最新バージョン「Headline-Reader Plugin RC2」を公開した。RSS非対応のサイトからも文字列リンクを抽出して更新情報を確認できる。同機能は初心者向けブラウザ「Grani」の最新バージョンにも搭載された。
Headline-Reader Pluginは、InfoMakerのクライアント型RSSリーダー「Headline-Reader」の機能をSleipnirに組み込めるプラグイン。InfoMakerの大倉貴之氏が開発に協力、すでに3月にはRC1が公開されている。
RC2では、ホームページの文字列リンクを抽出する「HTML抽出機能」を実装し、RSS非対応のサイトもHeadline-Reader Pluginで確認できるようになった。クライアント型ソフトのため、会員ログインが必要なサイトからもログイン状態であれば更新情報を取得できるほか、社内のイントラネット環境でも利用できる。
HTML抽出機能以外にも、フォルダごとプロパティを一括変更できる機能や検索履歴の削除機能を実装、「既読に変更」ボタンも追加された。細かな不具合修正も行なわれている。なお、Headline-Reader Pluginを利用するにはSleipnir 2.4 ベータ版がインストールされている必要がある。
Sleipnirをベースとした初心者向けブラウザのGraniでもHTML抽出機能が標準搭載されたほか、初心者ユーザー向けのオンラインヘルプ、ユーザーの意見を任意で送信できるフィードバック機能などが実装された。マウスホイール利用時などの機能拡張も行なわれている。
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「HTML抽出機能」にチェックを入れることでRSS非対応のWebサイトも更新を確認できる
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mixiなどログインが必要な会員制サイトでも利用可能
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fenrir.co.jp/press/20060428.html
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( 甲斐祐樹 )
2006/04/28 17:12
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