アッカ・ネットワークスは、フュージョン・コミュニケーションズと協力して、モバイルWiMAXネットワーク上でVoIP実験を実施する。
アッカでは、現在、モバイルWiMAXの実験局免許を申請中で、6月頃の実験局免許取得が見込まれている。実験局免許の取得後、まずはスループットやカバレッジ、ハンドオーバーなどモバイルWiMAXの基本特性を確認する実験が行なわれる予定。これらの基本実験が8月まで行なわれた後、モバイルWiMAXネットワークを用いるアプリケーションの実験が行なわれる。
今回発表されたVoIP実験は、そのアプリケーション実験の一環として行なわれるもの。実際に利用した場合の遅延など音声品質やハンドオーバーなど、フュージョン・コミュニケーションズとともに検証が行なわれる。具体的な実験期間は未定だが、アッカでは8月末にも実施したい考え。
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■URL
ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/release/060511.html
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( 関口 聖 )
2006/05/11 12:20
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