ソフトバンクは12日、同社らが設立準備を進めている「サイバー大学」の設置認可申請を文部科学省が受理したと発表した。2006年11月末に認可を取得できる見込みで、2009年4月には福岡市に大学が開講する予定だ。
サイバー大学は、すべての講義をインターネットによる通信教育で行なう4年制大学で、ソフトバンクが福岡の企業と共同で設立する計画。大学を運営する同社グループの日本サイバー教育研究所が4月21日に大学の設置認可申請を文部科学省に提出し、今回申請が受理された。
なお、これまで大学名を仮称「日本サイバー大学」としていたが、「サイバー大学」に変更した。学部は「IT総合学部」と「世界遺産学部」を設置する予定で、定員は各950名、編入学定員は各100名(3年次編入予定)。学長には、エジプト考古学を研究する元早稲田大学教授の吉村作治氏が内定している。
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ニュースリリース
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060512_0001.html
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( 増田 覚 )
2006/05/12 19:15
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