日本経済新聞社から発信されたように装ったメールが24日、同社内や他の報道機関、官公庁などに送りつけられていることがわかった。メールにはファイルが添付されており、これを開くとウイルスに感染する可能性が高いという。
日本経済新聞社によると、偽メールの送信者アドレスには同社と無関係のドメインが使われていたが、送信者名は実在する「日本経済新聞経済解説部」と記載されていたという。偽メールの件名は「My old friend, How are you?」で、「李外交部長、町村信孝外相と会談 中日関係について.exe」というファイルが添付されていた。
同社がシマンテックに問い合わせたところ、この添付ファイルはトロイの木馬型ウイルスの可能性があるという。また、社内のシステムを調査した結果、偽メールは社外のサーバーを経由して送信されていたことが判明したとしている。
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( 増田 覚 )
2006/05/25 13:08
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