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USBメモリデータプロテクト
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サイバーリンクトランスデジタルは、セキュリティ機能のない既存のUSBメモリなどにデータプロテクト機能を追加するソフト「USBメモリデータプロテクト」を発売する。Windows XP/2000 Professional(SP4以上)に対応する。パッケージ版が7,140円(6月16日発売)、ダウンロード版が5,460円(5月26日発売)。それぞれ、他社製データプロテクトソフトなどのユーザー向けに割安な特別優待版も用意する。
USBメモリデータプロテクトでは、ソフトウェア認証と暗号化・パスワードによりUSBメモリなどに保存するデータを保護する。保護領域となる暗号化ドライブを設定し、256bitのAESでデータを暗号化して保存する仕組みだ。
この保護領域は、まずソフトウェアで認証されるため、USBメモリデータプロテクトをインストールしたPCでなければマウントできない。USBメモリデータプロテクトがインストールされたPCであれば、アイコンをダブルクリックすることでパスワードの入力フィールドが表示される。パスワードを入力してマウントした後は、通常のドライブと同様にデータの読み書きが行なえる。一定時間経過後に自動的にアンマウントしたり、保護領域内のファイルの起動を許可するアプリケーションを限定するようなオプション設定も可能だ。
保護領域は、USBメモリの一部の容量に区切って設定可能だ。また、ソフト名には「USBメモリ」を冠しているが、コンパクトフラッシュやマイクロドライブ、スマートメディア、メモリースティック、SDカードなど、OSで認識できるドライブでは同様に設定できる。HDD内に保護領域を作成するソフトがベースになっているため、内蔵HDDでも保護領域を設定できるほか、正式対応は謳っていないもののiPodなどでも利用できるはずだという。
なお、デスクトップPCとノートPCの併用ユーザーを想定し、1パッケージで2台のPCにインストールできる。
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保護領域の作成画面
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保護領域の操作や設定を行なう画面
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://software.transdigital.co.jp/press/news2006/20060525usbdataprotect.htm
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( 永沢 茂 )
2006/05/25 15:54
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