埼玉りそな銀行は30日、同行のインターネットバンキングで使用するパスワードを盗まれた顧客の口座から、第三者の口座に合計10万円が振り込まれたことを明らかにした。現在のところ被害者は1名のみで、警察が捜査を進めている。
今回の不正出金は4月18日、被害者の口座から40,000円と60,000円の2回に分けて計10万円が顧客の覚えのない他行の口座に振り込まれていたもの。パスワードは、同行のシステムから流出したものではないとしており、現在パスワードが盗まれた経緯を調査中という。
同行では、ネットバンキング利用者向けに提供しているフィッシング詐欺対策ツール「nProtect Netizen」を活用するように推奨している。
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■URL
ニュースリリース
http://www.resona-gr.co.jp/info/sr_inet.htm
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( 増田 覚 )
2006/05/30 19:23
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