2006年第1四半期におけるインターネット広告の売上が40億ドルに迫る新記録を達成し、好調ぶりを示している。業界団体のInteractive Advertising Bureau(IAB)と、調査を担当したPricewaterhouseCoopersが共同で30日に発表した「Advertising Revenue Report」調査で得られた結果だ。
調査によると、2006年第1四半期のインターネット広告の売上は合計39億ドル。これは2005年同期の売上28億ドルを38%上回り、直前の2005年第4四半期の36億ドルに対しても6%以上も上回っていることになる。
この調査結果についてPricewaterhouseCoopersのパートナーであるDavid Silverman氏は「適切なオーディエンスに適切な時にリーチするため、企業は、速く成長するこの広告プラットフォームにより多くの手持ち広告予算をつぎ込むことを効果的に学習しつつある」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.iab.net/news/pr_2006_05_30.asp
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/05/31 12:05
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