日本テレコムは2日、2005年度(2005年4月~2006年3月)の連結決算の概要を発表した。売上高が3,537億円(前年度比179億円増)、営業損失が209億円(同311億円縮小)、経常損失が360億円(同188億円縮小)、当期純損失が876億円(同60億円拡大)だった。
セグメント別の売上高(セグメント間の内部売上を含む)を見ると、音声伝送が1,862億円で最も多く、2005年度の1,538億円からも増加している。おとくラインの営業費削減により、営業損失も2005年度の531億円から443億円に縮小した。以下、データ伝送・専用サービスの売上高が1,236億円、ソリューションが279億円、物販が127億円、携帯電話販売が49億円だった。
なお、半期ベースでは、下半期の営業利益が33億円となり、2年ぶりに営業黒字を達成したという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/release/2006/jun/0602_b/index.html
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( 永沢 茂 )
2006/06/02 20:00
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