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「Click to Live」画面イメージ
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フリービットは、事前にソフトウェアをインストールせずに同社の法人向けIP電話サービスを利用できる「Click to Live」の試験提供を7月に開始する。正式サービスは10月に開始する予定。テレマーケティングを運営する企業などに提供する。
ユーザーは、Click to Liveを導入する企業のWebサイトにアクセスすると、ActiveXにより約1.1MBのクライアントソフトが自動的にインストールされる。その後、Webブラウザを通じて、同社の法人向けIP電話サービス「フリービットIPビジネスホン」による通話が可能となる。通話料は無料。なお、Click to Liveは、フリービットが開発したVPN技術「Emotion Link」を利用しているため、通話データは暗号化されるという。
導入企業のメリットとしては、ユーザーに対して事前にソフトウェアを配布する手間が省けるほか、フリーダイヤルなどの通話料金を無料化できることなどが挙げられる。一方、ユーザーは、ソフトウェアのインストールや環境設定などが不要になり、PCに不慣れでもIP電話サービスを利用できるとしている。
7月からは「Click to Liveおためしパック」を525,000円で販売する。料金には、初期費用と1カ月間の運用費用のほか、VoIPゲートウェイ1台とIP電話機4台の貸し出し、Click to Live設置に関するページ作成費などが含まれる。動作環境は、企業側がBフレッツ回線、ユーザー側がInternet Explorer 6.0以上、Windows XP SP2。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.freebit.com/press/pr2006/20060605.html
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・ フリービット、VPNソリューション「Emotion Link」のパッケージ提供開始(2005/10/03)
( 増田 覚 )
2006/06/05 19:58
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