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フリービット、VPNソリューション「Emotion Link」のパッケージ提供開始 |
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フリービットは3日、VPNソリューション「Emotion Link」をコアとしたアーキテクチャ「Emotion Link Ubiquitous Architecture（EL-UA）」を開発し、中小規模向けASP型共有方式のパッケージ、大規模向けサーバーライセンス型のパッケージをそれぞれ追加した。 Emotion Linkはフリービットの開発したVPNを構築するソリューションで、GMOインターネットの「GMOどこでもLAN」などのVPNサービスとしてOEM提供されている。サービスメニューにはこれまで、中小規模向けの「EL Shared Access Edition」としてASP型占有方式のASP型ソフトウェアやVPNサービスを用意。大規模向け「EL Direct Access Edition」のASP型占有および共有方式としては、ホームセキュリティデバイスやIPビジネスホンの用途例があったという。今回、このサービスメニューにEL-UAによる中小規模ネットワーク向けパッケージと大規模ネットワーク向けパッケージを追加した。 中小規模向けのEL Shared Access Edition「ASP型共有方式（仮称）」では、アプリケーションや専用機器の追加や変更なしに仮想ネットワークを複数構築できる。価格は個別の見積りとなるが、サーバーはフリービットが運営するため、短期間で導入でき初期費用も抑えることができるという。なお、ASP型共有方式はOEMを通じての提供となる。 大規模向けのEL Direct Access Edition「サーバライセンス型（仮称）」では、数万クライアント規模のリモートコントロールや一元管理が可能なネットワークを構築できる。企業のネットワーク構成に応じてカスタマイズできることが特徴だという。こちらの価格は同時接続数50ユーザーで120万円となる。 いずれも、Windows Sever 2003、Windows XP/2000に対応するクライアントソフトを用意。サーバーライセンス型についてはRed Hat Enterprise Linux4に対応したサーバーソフトも提供される。また、利用環境に応じてソフトウェア型、USBキー型、ブリッジ型、組込み型といったクライアントを用意することも可能だという。 フリービットでは、これらのパッケージを「コンサルティング」「ネットワーク」「サーバー」「ローカルソフトウェア」「ネットワークソフトウェア」「コンテンツ」「デザイン」「ビリング」「サポート」といった9つの要素を組み合わせて提供する。今後は、仮想IPv6化技術「Feel6 Technology」も同社のダイレクトアクセスソリューションとして組み合わせて提供するよう開発を進めているという。 なお、フリービットでは、4日から8日にかけて千葉県・幕張メッセで開催する「CEATEC JAPAN 2005」にEmotion Linkを展示する予定だ。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.freebit.com/press/pr2005/20051003.html CEATEC JAPAN 2005 http://www.ceatec.com/ja/2005/ ■関連記事 ・ オムロンとフリービット、携帯電話で自宅をモニタリングするシステム（2005/08/04） ・ フリービット、個人向けVPN「U+link」をReSET.JPで提供開始（2005/06/07） ・ フリービット、VPNサービス「Emotion Link」のIPv6対応版（2004/07/01） ・ GMO、仮想ハブに接続する形のVPNサービス「GMOどこでもLAN」を開始（2004/05/20）
（ 鷹木 創 ）
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