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性年齢別オンラインゲーム利用経験率
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NTTレゾナントと三菱総合研究所が共同で提供する「gooリサーチ」は、オンラインゲームの利用実態について調査した「第3回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」を発表した。
この調査は、5月8日から22日にかけて「gooリサーチ」登録モニターおよびgooユーザーを対象に行なわれたもの。有効回答者数は41,423名で、男女比は男性が44.6%、女性が55.4%。年代別構成比では10代が2.1%、20代が21.9%、30代が40.4%、40代が23.8%、50代が8.7%、60代が3.0%であった。
オンラインゲームの利用状況については、37.9%のユーザーが利用経験があると回答。男女年齢別では10代男性が59.2%、10代女性が56.6%と若年層ほど利用経験率が高くなる傾向が見られる。オンラインゲームの利用端末ではPCが35.2%であったのに対し、携帯電話が13.7%、ゲーム専用機が8.6%、携帯ゲーム機が6.7%となり、PCでの利用が中心となっている実態が伺える。
オンラインゲーム経験者を対象とした利用しているオンラインゲームのジャンルについての調査では、「テーブル&カードゲーム」が41.6%と最も多く、以下「RPG」が36.4%、「パズル」が33.6%、「パチンコ&スロット」が13.2%と続く。また利用経験のあるオンラインゲームタイトルでは、「ハンゲーム」が26.3%と最多で、以下「ファイナルファンタジー11」と「おいでよ どうぶつの森」が11.8%、「リネージュ」が10.3%、「スカッとゴルフ パンヤ」が9.8%と続いている。
オンラインゲームの利用料金については68.1%のユーザーが完全無料型のオンラインゲームを利用しているほか、アイテム課金制度のオンラインゲームでアイテムを購入せずに無料利用しているユーザーも17.4%に上る。このほか、RMT(リアルマネートレード)やチーティングの利用についての設問では、双方とも8割以上のユーザーが「今後もやるつもりはない」と回答したものの、RTMの販売経験者が3.5%、購入経験者が4.4.%、チーティングの利用経験者は4.5%に上る。
オンラインゲーム未経験者を対象とした利用意向の調査では、「今後は是非利用したい」が1.9%、「今後はやや利用したい」が20.2%と、利用意向を示すユーザーが2割強に留まった。オンラインゲームを利用しない理由については、47.8%のユーザーが「ゲームそのものに関心がない」と回答したほか、「料金の支払いが面倒」が32.5%、「オンラインゲームについてあまり知らない」が27.0%、「見知らぬ参加者とのトラブルなどの可能性」が19.0%、「コンピュータウイルスに感染する危険性」が16.6%となった。
このほか、全ユーザーを対象とした今後利用したいオンラインゲームについての調査では、「RPG」が46.7%と最も多く、以下「テーブル&カードゲーム」が38.9%、「パズルゲーム」が38.1%、「育成型シミュレーションゲーム」が29.1%と続く。また、利用端末については87.8%のユーザーがPCでの利用意向を示しており、携帯ゲーム機は24.3%に、ゲーム専用機は22.0%に、携帯電話は19.1%に留まった。
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タイトル別オンラインゲームの実施経験率
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今後の利用意向別オンラインゲームを利用しない理由
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関連情報
■URL
第3回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査
http://research.goo.ne.jp/Result/000300/
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( 大久保有規彦 )
2006/06/20 18:18
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